わたしたちがおこたえします。
アドラー先生(やまき先生)
女性カウンセラー (おにつか先生)
女性カウンセラー (いせ先生)
おしえてアドラー先生(P45)
大人に急におこられたり、いつもはおこらないことを注意されたりするとき、あるよね。そんなとき「どうして?」って、ムッとするよね。でもそこで、キミもおこって言い返してしまったら、けんかが始まってしまうよ。
相手の言いたいことが終わるまで、ちょっぴりがまんしてあげて。機嫌が直ったら、「ちゃんと話を聞きたいから、おこらないで言ってほしい」とお願いいてみよう・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P15)
さくらちゃん:同じ班になった子で、仲良くなれそうにない子がいるんです。
アドラー先生:どうしてそんなふうに思うのかな?
さくらちゃん:おとなしくて、会話がすすまないし、何を話したらいいかわからないんだもん。
アドラー先生:同じ班の子どうしは、いつも一緒なの?
さくらちゃん:給食とか、掃除とか、当番を一緒にするよ。
アドラー先生:それなら仲良くなれるいい方法があるよ。当番のときに話しかけてごらん・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P14)
ひろとくん:少し前に、友だちとけんかしたんだ。ぼくはあやまったんだけど、あれから友だちが口をきいてくれなくて・・・。
アドラー先生:仲直りしてくれないんだね。どんなふうに口をきいてくれないの?
ひろとくん:このあいだ話かけようとしたら、目をそらされちゃった。その前は「一緒に帰ろう」と言おうとしたら、逃げるようにどこかへいっちゃったんだ。
アドラー先生:2回、声をかけてみたんだね。
ひろとくん:うん。
アドラー先生:じゃあ、もう1回だけやってみよう。3回トライしてみて、それでもダメだったらあきらめようよ。
ひろとくん:え?あきらめるの?
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P50)
キミは、あきっぽいことを、悪いことと考えてないかな?あきたっていいんだよ。むしろ興味がわくものがたくさんあるって素晴らしいことだよ。
キミがあきてやめたものは、キミが本当に好きなことじゃなかったかもしれない。あるいは、それがキミに与えられている「持ち味」を生かせるものじゃなかったのかもしれないね。
退屈だったり、無理に続けていると、あきることはあるよね。やっていて自然に楽しいと思えるものや、少しがんばって続けられることは、あきないものだよ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P12)
みんなで遊んでいるけど、自分はどうしても苦手・・・。仲良くしてしなくちゃ・・・・。
でも、苦手な友だちと、無理して仲良くなる必要あるかな? 苦手な人はいて当たり前。10人いたら。そのうち1人ぐらいは、どうしても苦手に感じてしまうことはあるんだよ。
そして、自然と仲良くなれる人は2人くらい。それ以外の7人は、どんなつきあいをするかによって仲良くも苦手になる人なんだ。
自分の好きな食べ物と、友だちの好きな食べ物はちがうよね。それと同じで、好きになる人と苦手になる人も、人それぞれ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P74)
自分の知らないところで、メールにグループが来ていた。それをふとしたところで知ってしまったら、たしかにショックだね。
でも、メールの世界は、友だち関係のほんの一部。あれこれ想像して悩むなら、直接話しかけて「対話」してみよう。
たとえば「何か理由があったの?」と聞いたり、「わたしもいれてもらえないかな」などと、お願いしたりしてみるといいよ。
本当に仲良しになるには、メールのやりとりよりも、この対話が大事なんだ。・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P38)
お父さんとお母さんのけんかは、いやだよね。何日も続いてたり、その場のふんいきが悪くなったりすると、何とかしたいと思うのが当たり前。
でも、2人はキミがそんな思いをしていることに、気がついていないのかもしれない。キミの思いに気がついて、けんかをやめてもらうには「悲しい気持ちになったよ」「聞いていてつらかったよ」などと、気持ちを伝えることが大事なんだ。そうすれば、お父さんとお母さんも、分かってくれると思うよ。
言うタイミングは、2人が言い合っているときではなくて、少し静かになったとき・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P62)
実はおこっているとき、キミの心の中に本当はもっとちがう気持ちがかくれているんだ。
たとえば、仲間外れにされておこったときは「くやしい」、望んだことがかなわなくておこったときは「がっかり」など。どう?思い当たらない?
おこりそうになったら、どうしておこっているのか。キミの心の中にある本当の気持ちを探してみよう。
それが見つかったら、それを言葉にして伝えるんだ。「わたし悲しいの」「ぼくはくやしい」というふうに・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P54)
何かにチャレンジしたいと思う気持ちは、素晴らしい!でも、失敗がこわくて実行にうつせないのは、とってももったいないことだね。チャレンジに成功した、未来の自分を想像してごらん?わくわくするよね。
だれにでも失敗はある。でも失敗するかもしれない未来を想像して、先にあきらめてしまうより、失敗しないために「今何が出来るか」を考えてみたらどうかな・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P26)
ひなちゃん:仲良しだったメイちゃんが、最近他の子と一緒にいるの。すごく楽しそうにしててなんかいやなんだ。
アドラー先生:それ、良くないことなのかな?
ひなちゃん:心配なんだもん。わたしじゃなくてその子と親友になったらどうしようと考えちゃって・・・その子は悪くないんだけど、すごく意地悪な気持ちになるの。
アドラー先生:それはキミの中にいる「やきもちくん」が出てきたんだね。キミはメイちゃんをまだ信じられていないのかも知れないね。やきもちくんは疑いの心があると、現れるんだ・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P68)
友だちの輪に入りたいなら「へぇ」「そうなんだ」と言いながら「うん、うん」とみんなの話にうなずくのでじゅうぶん。おしゃべりは上手じゃなくてもいいんだよ。
相手の話をよく聞けるとを"聞き上手"というよ。どう?これならできそうじゃない?
よく聞いていると、質問が生まれるはず。「どうして?」「その後どうなった?」・・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P69)
今得意なことがなくても、必ず見つかるものだから、あせらなくてもだいじょうぶ。人と比べてうらやましがる必要はないよ。
ただし得意なことを見つけたい気持ちを持つのは大事。そのほうが、得意なものと出会うチャンスが多くなるからね。興味をもったことは、どんどんやってみよう・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おにつか先生のミニコラムNo.1
今回は希望がかなわなくて残念だったけど、やりたい係や委員会活動があるのは、良いことですね。
「自分のやりたい係じゃなきゃイヤだな~」と思うかもしれないけれど、発想を変えて「クラスのために、係として自分には何ができるかな?」と考えてみましょう。きっと、あなただからできることがあるはずですよ。
そして、やりたくない係を引き受けてくれたお友達が周りにいたら、「ありがとう」という感謝の気持ちを言葉で伝えられると、ステキですね!
おしえてアドラー先生(P31)
断るって難しいよね。でも、大事なのはキミがどうしたいのか、なんだ。だから、いやなら断っていい。家族と出かけるとか、お母さんに「行っちゃダメ」って言われたとか、家の事情などを理由にすると断りやすいよ。
うそをついて断ると思うと、心が痛むかもしれない。でも断らないと、自分にもうそをついていることになるよね・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P24)
りんちゃん:わたし、クラスのみんなに仲間外れにされてるかもしれないの・・・。
アドラー先生:え?なぜそう思うの?
りんちゃん:仲の良かった子に無視されたから。考えてみたら最近、その子以外のみんなも冷たい気がしてきて・・・。
アドラー先生:クラスの全員が返事してくれなくなったの?
りんちゃん:ううん。1人だけ。
アドラー先生:冷たくなったのは?
りんちゃん:えっと・・・、あゆみちゃんと、まなちゃんと、鈴木くんと、高橋くん・・・4人。
アドラー先生:ハハハ。ほら、実際に数えてみればみんなじゃないんだよ。キミは大げさに考えてしまっているだけさ。・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P43)
ゆあちゃん:遊びに行くと言えば「どこへ?」「だれと?」っていちいち聞くし、学校で何があったとか、宿題はどうかとか、うるさくってしかたないの。
アドラー先生:ハハハ。お母さんはキミのことが心配なんだろうね。
ゆあちゃん:あとね、「片付けなさい」とか「忘れ物は?」とか。小さい子みたいに、言われなくてもわかってること言うんだよ。
アドラー先生:そんなときはどうしてるの?
ゆあちゃん:うるさいから無視するか、ムッとしたときは「わかってる!」って言い返すよ。
アドラー先生:そうか。じゃあ今度お母さんにこう言ってみるといいよ。「心配しなくてもだいじょうぶ。だから見守ってほしい」って。・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P34)
体や顔のことをからかってくる友だちがいるんだね。
そんなときは、いやな言葉をいい言葉に置き換えてみて。
太ってる、背が低い・・・自分の体や顔についてからかわれると、心にぐさっとつきささるよね。でもがんばっても直せないことだったら、気にしてもしかたないよ。そんないやな言葉は、うれしい言葉におきかえちゃおう。
たとえば、「太ってる」は「おおらかそう」とか・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P66)
そうか、人をいやな気持ちにさせることをおもわず言ってしまうんだね。でもそれに自分で気づいているのは、りっぱだよ。そんな気づかいのできるキミならだいじょうぶ。言い方を工夫するだけだよ。
たとえば何かを失敗した人には、「次からうまくいくよ」と・・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P25)
そうたくん:ぼく、クラスに仲良しの友だちがいないんだ。
アドラー先生:それはずっと?
そうたくん:クラスがえをしてから遊べる友だちがいなくなっちゃったんだ。
アドラー先生:自分はひとりぼっちだと決めつけてしまっているだけじゃないかな。
そうたくん:そうかな。でもぼくにだれも声をかけてくれないんだよ。
アドラー先生:いい方法がある。まわりの役にたってごらん。たとえば係のしごとを一生けんめいやったり・・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。
おしえてアドラー先生(P47)
先生ときょりをおいてほかのことに目をむけよう。先生を変えることは簡単にはできないよね。そういうときは、好きになれないのはしかたないと割り切ってしまおう。無理しなくても、クラスの子と仲良くすごせば学校生活は楽しくなるよね。
ここで気をつけたいのは、キミの方から先生に苦手な気持ちを伝えないようにすること。さからったり、無視したりすると・・・
つづきを読みたくなったら、ぜひ本をよんでみてね。